Brogって書いてたらネイティブにBlogって訂正された

応援者を増やすためのブログです。応援者の定義は私の志に対してどんな形であれ投資してくれる方です。多寡は問いません。

2人の賢人

題名の通り、2人の、私の今の思考に大きく影響を与えた、いや不可逆でドラスティックな変化を与えた人物について書きたい。

1人目は、スポーツバーで出会った30歳になるおっさんだ。

W杯の日本対ポーランド戦が終わり、皆が浮かれて店を出る中で、イングランド対ベルギー戦を楽しみに待ちながら酒を飲んでいた時に話しかけてきたおっさんだった。

冷静に考えれば、そんなおっさんに思考が影響されるなんて、大抵イかれてる。

今流行りのオンラインサロン信者といい勝負だろう、なんなら身元がわからず、嘘か真かもわからない酔っ払いの話を真に受けた私の方が愚かだろう。

ただ、そのおっさんは私にとっては衝撃的だったのだ。
まず、思考のフレームワークが定まっており、頭の回転が早かった。
私は口先には自信があったが、相手についていくので精一杯であった。
(向こうの方が酔っ払っていたにも関わらず、である)

さらに、他人を見る際に、もはや今これ抜きでは考えられない!というほど重要な視点を教えてくれた。
それが「応援者」という視点である。

やや私の語彙が乏しいためわかりづらい
と思われるが、詳しく説明していきたい。


まず、応援者はいわゆる投資家や融資元を意味しない。

応援者とは、自分の志に対し、何かしらの協力をしてくれる全ての人のことだ。

それは時間であったり、知識であったり、情報であったり、あるいはお金であったりする。

重要なのは、全ての人類が応援者たり得るということである。

そのおっさんはこう言っていた。
「応援者を増やすんだよ、なんで金持ちじゃないとダメなんだ?なんで教養のある老人じゃないとダメなんだ?」

これは私の思考や行動を大きく変えた。
なぜなら、あらゆる、直接的にせよ間接的にせよ、自分に関わった人々に、私の応援者となってもらうことを意識するようになったからだ。

そして、親しい友人にも赤の他人に対しても、敬意を払わざるを得なくなった。

まだまだ未熟なので全ての人に平等に、とは言えないが。

こう書くと友人関係に利害を持ち込んでいるようだが、そうではない。

そもそも自分に害があるものと友人になろうとは思わないし、現在お互いが与えている利を最大化しようと思えるようになったのだ。

お互い協力を惜しまず、かつ遠慮なく申し出ることができる。
そんな関係を目指せるようになったのだ。

また、赤の他人に対しても、この人が応援者になってくれる可能性がある、と思うと必ず真摯に接しなければならない。
あまつさえ学歴や年齢、性別などで態度を変えることなどできはしない。



さて、2人目は現在のインターン先であるPretiaのCEO、牛尾さんだ。

私はかつて彼ほど教養があり、かつ真摯に他人や物事に接する人を見たことがない。

もちろんこれまでの私の人生経験が浅いことにも起因しているだろうが。


言葉に表すのはすごく難しいが、端的に言えば関係者全員の思いを汲み取って、かつ論理的に意思決定できる人だ。

発言にも無駄なものがほとんどない。

最近よく巷で耳にする、コミュ力、というものが異常に高いのかもしれない。

私も低い方ではないと自認しているが、彼の意思決定にほとんどクセが表れないので、常に掌の上で踊らされているような気がしている。

悪い意味ではなく、だ。


最近では早くクセを見つけたいと焦るほどである。

 
さて、読んでいただいてどう感じたであろうか、少なくとも1人目のおっさんについては少しでも参考になれば幸いである。

牛尾さんについてはSNSなどを見てみるのが良いと思う。
実際に会うのが1番衝撃を受けるだろうが、多忙な方なので難しいだろう。

私も将来は彼が時間を割いてくれるほど立派な人間になりたいものである。

では、ここまでくどい文章を読んでいただき至極恐悦である。
少しでも私の応援者が増えれば幸いである。